ナンパの声かけは、初心者が挫折する原因のNO1と言っていいでしょう。
逆に言えば、声かけさえクリアすれば、あなたも立派なナンパ師の仲間入りです。
この記事では、こんな方が対象になります。
・ナンパの声かけができないナンパ未経験者
☞地蔵脱出方法とナンパの第一声を学ぶ
・ナンパでの声かけのバリエーションに悩む初心者
☞なごみトークの目的を知り、ネタや切り返しのバリエーションを増やす
ナンパの声かけの記事には、この2タイプの男性の悩みを同列に語るものが多く、混乱しがちです。
つまり、「第一声」と「なごみトーク」を区別していないことが多いです。
第一声・・・勇気が必要
なごみトーク・・・ネタのバリエーションが必要
この記事では、読者の方がどの段階の話をしているのか混乱しないように、
ナンパの声かけ
=第一声+なごみトーク
このように用語を使い分けています。
ちなみに、第一声のことを「オープナー」という用語を使うナンパ師も多いです。
目次
ナンパの声かけの流れについて
ナンパの声かけに関しては、経験者なら説明するまでもありません。
しかし、未経験者のために具体例とともに流れを詳しく説明します。
男性「こんにちは」
女性「・・・」
男性「待ち合わせ?」
女性「いいえ、違います。」
男性「めっちゃ可愛いじゃん。俺のタイプなんだけど。」
女性「ありがとうございます。」
男性「こんだけ可愛いと当然にカレシいるでしょ。」
女性「いませんけど、ナンパは無理ですよ。」
男性「マジで!カレシいないんだ!俺もカレシいないんだよ。仲間じゃん!!」
女性「そりゃ、カレシいないでしょ(笑)」
男性「お互いカレシいない同士、仲間じゃん。イェーイ!」
ここで女性にハイタッチを求めて、のってくれると、その後はスムーズにいきます。
これは、僕の鉄板のネタに使っています。
このトークを例にすると、「第一声」と「なごみトーク」は次の通りに分かれます。
男性「こんにちは」
女性「・・・」
男性「待ち合わせ?」
↑↑ここまでが「第一声」
女性「いいえ、違います。」
男性「めっちゃ可愛いじゃん。俺のタイプなんだけど。」
女性「ありがとうございます。」
男性「こんだけ可愛いと当然にカレシいるでしょ。」
女性「いませんけど、ナンパは無理ですよ。」
男性「マジで!カレシいないんだ!俺もカレシいないんだよ。仲間じゃん!!」
女性「そりゃ、カレシいないでしょ(笑)」
男性「お互いカレシいない同士、仲間じゃん。イェーイ!」
↑↑このまでの部分が「なごみトーク」
通常ナンパの「声かけ」の流れは、次の通りになります。
もちろん、どこまでが「第一声」なのか、どこまでが「なごみトーク」なのか厳密に区別することはできません。人の感覚によって違います。
「ナンパの第一声は何がいいか?」
この議論をよく聞きますが、たいていのナンパ師は、「なんでもいい。」というと言うはずです。
「第一声」とは、女性に自分の存在を認識してもらうトークなのです。
「こんにちは。」だろうが、「何しているの?」だろうが自分の存在を認識してもらうのが目的です。
ナンパの第一声について
声かけをするには、技術的なものよりマインド(思考法)を身につける必要があります。
ナンパなんて、誰でもできるのです。
100mを11秒で走れとか、教科書1冊を丸暗記しろとか無理なことをする必要はありません。ただ、女の子に声をかけるだけですから。
「100mを11秒で走らなければ殺す」と言われても、誰も走れないでしょうが、同様に「女の子に声をかけなければ殺す」と言われば、100人中100人できるはずです。
能力ではなく、気持ちの問題なのです。
もし、ナンパを初めたなら、多くの女性に断られることを覚悟して下さい。
多くの人は、立て続けにシカトをされると、声をかけるのが嫌になるか、めげてしまうのです。自分を否定された気持ちになり、やっぱり自分なんかは駄目なんだと落ち込み諦めていくのです。
大切なのは、シカトされても自分を責めるのではなく、ナンパはそういったものなのだと割り切ってやっていくしかないです。
地蔵脱出の具体的な対策
地蔵脱出のために具体的な対策を6つ紹介します。
・可愛い女の子に道だけ尋ねてみる
・街でナンパ師を観察する
・YouTubeでナンパ動画を見る
・ナンパ教材を購入する
・ナンパ講習を受けてみる
ナンパの第一声のパータンを紹介
ナンパの第一声のパターンを紹介します。
「こんにちは。待ち合わせ?」
(オーソドックス系)
(好意を示す系)
「すみません。この辺にこのくらいの大きさのペンギン見かけませんでした?」
(ユーモア系)
(道聞き系)
これらは、どんな状況でも使える万能な第一声のパターンです。まずは、初心者はこの4つのパターンのうちナンパの第一声①と②だけでも十分です。
慣れるまでは、同じトークを繰り返した方がいいでしょう、
しかし、ナンパに慣れてくると、状況を利用した声かけをすることが増えてきます。
状況を利用して声かけをするとは?
女の子の状態や周りの状況を利用して声をかける手法は、成果を出しているナンパ師なら絶対に使っています。
具体的な状況とトーク例を紹介します。
キャリーバックを引いている女性に
男性「どうしたの?夜逃げ中ですか?(笑)」
蒸し暑い日中でのナンパに
男性「めっちゃ暑いね。熱中症になる前にカフェで水分補給しない?」
ほろ酔いで歩いている女性に
男性「ご機嫌ですね。一緒に乾杯しません?」
ゴスロリ系の服の女性に
男性「パリコレ帰りのモデルさんですか?」
長い声かけフレーズは覚えても使えない
ナンパの声かけフレーズを一生懸命覚えてから、ナンパしようと考える男性が多いです。
でも、残念ながらフレーズをいくら覚えても実際には使えないでしょう。
特に長いフレーズは、言い切る時間がないはずです。
ナンパ師の声かけは、ワンセンテンスが短いです。短いセンテンスで会話のキャッチボールをするのです。
声をかけた理由は必ずしも説明する必要がないし聞かれることも少ない
ナンパ未経験者がよく勘違いをしていますが、声をかけた理由を女性に必ずしも説明する必要はないということです。
ナンパは理由なく声かけるものだということは、女性も承知しています。
僕もナンパ未経験の頃は、「どうして私に声をかけてきたんですか?」と質問を絶対にされると思い込んでいました。また、それに答えなければならないと思っていました。
しかし、実際にナンパをしてみると、「どうして私に声をかけてきたんですか?」という質問は、100人に1人くらいしかしてきませんでした。
また、仮にそう質問されたとしても、「めっちゃタイプだから。」と言っておけば、十分です。
「タイプだからって、声かけるっておかしくない?」とか食ってかかる女性はまずいないです。
絶対にNGな声かけなんてない!
「この声かけはNGです。」とか書いているブログをよく見かけます。
しかし、はっきり言って、NGフレーズなんてありません。
「すみません」を下からへりくだる感じがするので、絶対NGと言うナンパ師もいます。もちろん、自信なさそうに「すみません。」と声をかけると低く見られることも多いですが、「すみません」と声をかけた方がいい女性もいます。
そこらへんは、ケースバスケースです。
ナンパに「絶対にこう言え」とか「絶対にこう言うな」とかは無いと思っています。
第一声のネガを切り返す重要性について
断り文句への切り返し集
まずは、ナンパの第一声→女性のグダ→切り返しの例を見てください。
急いでいるので/用事があるので
待ち合わせしているので
もう帰るので
周りにもっと可愛い子がいますよ
誰にでも声をかけているんですか?/よくナンパしているんですか?
ナンパは無理です
カレシがいるので
よく知らない人は無理です
面白さより話のテンポが大切
合コンやパーティーのようなふつうの恋愛ならば、じっくり会話をしながら、時間をかけて距離を縮めることができます。
しかし、ストリートナンパでは、①聞く気のない女性を②路上という目立つ場所で、③短時間のチャンスで、お互いの距離を縮める必要があります。
この3重苦をクリアする必要ががあることこそ、ナンパの難しいところなのです。
ナンパはスピード感が命です。
予想外から想定内の領域を増やすことで、第一声から切り返しまでよどみなく会話のキャッチボールができるようにならなければ、ナンパはなかなか成功しません。
沈黙は悪です。
ストレート1発で相手をノックダウンするのではなく、絶え間なくジャブを打ち続ける必要があります。
ナンパの切り返しでは反論はタブー
ナンパの切り返しというと、女性の言葉を反論したり否定するイメージがあるかもしれません。
しかし、実際には反論してうまくいくことはあまりありません。
正論で戦う
これは、下の下の戦法です。
もともと「今、会ったばかりの男性と遊ぶは無理」というのは正論なんです。
女性の言い分を正しいのです。それをロジカルに論破しようとするのでは勝てるわけがありません。切り返し例を見ていただければ分かるとおり、真正面から戦っています。
・流す・茶化す
・論点をずらす
・意表をつく
・相手のせいにする
・受け止める
・熱意をつたえる
・外堀を埋める
これらの技術を使って、ユーモアで返すのが得策です。
「楽しそうな人だし、まあいいか。」と連れ出し打診を受け入れさせるのです。
この記事を参考にしてください。
ただ、注意して欲しいのは、声かけ時の切り返しとホテル打診時の切り返しは、まったく違うということです。
同じ「カレシがいるから・・・」というグダでも、声をかけときに言われたのか、ホテル打診のときに言われたので対処が違ってきます。
参考記事は、ホテル打診時の切り返しテクを書いたものですが、視点や発想法は参考になるはずですので、ぜひ読んでみてください。
ナンパの声かけで一番多い女性の反応は「断り」でなく「無視」
女性は無視しようと無反応を決め込みますが、クスっとでも笑いを取れれば、そこから切り崩すことができます。
ナンパのなごみトークについて
ナンパのなごみトークは、第一声や切り返しフレーズのように定型化することは難しいです。
ふだんの友達との雑談を定型化できないのと同じです。
ナンパのなごみトークを具体例でなく、目的別に分類してみます。
自分を認識させる
自分の情報を与え、安心させる
褒める or いじる or 質問する
(挨拶に関しては、なごみトークではなく、第一声に分類されます。)
ここで悪い印象を持たれなければ、第一関門クリアです。
しかし、カフェ・居酒屋などに連れ出すためには、お互いの距離を縮める必要があります。
自己開示するのも、相手に絡むのも、お互いの課距離を縮めるためです。
では、「距離を縮める方法」を考えるとき、
女性との距離 = 心理的距離 + 肉体的距離
というように分けて考えてみましょう。
なごみトークで心理的距離を縮める
なごみトークで心理的距離を縮めるためには、次の3つがポイントです。
・「安心感」を与える
・「笑い」をとる
・「共通点」を探す
詳しく説明していきます。
「安心感」を与える
心理的距離を縮めるのに一番の障害は、女性の警戒心からくる不安です。
男性の目線だと、どうして女性の不安に無頓着になりがちです。
体力的に劣る女性が、男性に警戒心を持つのはごく当然です。その不安を取り除いてあげましょう。
具体的には・・・
・暴力など直接に身の危険に対する不安
→遊ぶ場所や時間などに気を配り、安全に配慮する。
・自分に損害を与えられることに対する不安
→スペックの高い女性ほどキャッチやスカウトに騙されるのではと警戒しています。
もし、サラリーマンなら真面目に仕事してることをさりげなくアピールしましょう。
※ただし、女性によっては、ホストなど水商売系の男性に興味を持つ女性も多いのでそこは柔軟にいきましょう。
・一緒に遊んでつまらないことに対する不安
→「30分だけ」とか「俺もこのあと用事あるから」とか逃げ道をあらかじめ用意してあげましょう。
あと、積極的に相手に安心感を与える有効な方法は、相手にツッコミを入れさせることです。
男性がうまく「ボケ」をかまして、相手がツッコミを入れる関係になると途端に警戒心が薄くなります。
本来、主導権を男性が取らないといけないのですが、あえて主導権を相手に与えることで警戒心を解きます。
補足 笑顔の効用について
笑顔ですが、この効用は大きく二つあります。
一つ目は、相手の女性も見知らぬ人から声をかけられ緊張した状態になります。笑顔で警戒心を解くことができます。
二つ目は、自分が笑顔になることで、相手の笑顔を誘うことができます。あなたの笑顔で、ちょっとしたネタでも相手は釣られて
笑うようになります。この効果はとても大きいです。
ただ、簡単なようで、意外と自然な笑顔を作るのが難しいと思う人も多いと思います。実は、私もそうです。
そんな場合は、笑顔までいかなくても、「あなたに声をかけられて楽しい。」という気持ちを全面に出して下さい。
笑顔でなくても、楽しいという思いがあれば、少なくともムスッとした顔にはならないはずです。
特に初心者は、ナンパの緊張から笑顔が不自然で、ひきつった顔になりがちです。
また、ナンパの経験者でも、成果が出てないと、声かけをしていて辛いという思いが顔に出がちです。
いつも、ナンパのやり始めの楽しいイメージを持ち続けテンションを高めましょう。
共通点を探す
「どんな小さなことでも共通点を探せ。」
ナンパする人なら実践してる人が多いと思います。
よくナンパ師同士で飲むとその大切さを皆語ります。
具体的に「共通点」とは、
・出身地
・年齢
・学校
・好きな◯◯
なんでもいいです。共通点をみつけましょう。
皆さんも共通点が見つかって、話が弾んだ経験があると思います。
自分も洋服を買うとき、店員さんと服を勧められているときは、話が弾まなかったんですが、住んでる所が近いと判明し、盛り上がった経験があります。
そんな感じで、共通点があると、堰を切ったように会話が弾むようになります。
また、共通点が多いと警戒心が薄れる効果があります。
ですので、共通点がないかを常に念頭に会話するようにしましょう。
なごみトークで肉体的距離を縮める
なごみトークで肉体的距離を縮めるためには、次の2つがポイントです。
・スキンシップをとる
・「相手の持ち物」に触れる
詳しく説明します。
さて、なごみトークの具体例ですが、パターン化はまずできません。
ですので、一つの例として、切り返しトークで紹介した以下のトークの続きとして、なごみトークの展開例を紹介します。
先に紹介した「よく知らない人は無理です」と言われたときのトーク例を題材に、なごみトークへと進みましょう。
男性「こんにちは。」女性「すみません。よく知らない人は無理です。」男性「えっ、俺のこと忘れたの?」女性「知り合いじゃないですよね。」男性「三中のバレー部だった明美ちゃんでしょ?」女性「違いますよ。誰、明美って?(笑)」男性「なんだよ。卒業してちょっといい女になったからって、そんな冷たい態度はないんじゃない。」女性「もう、何言っているんですか(笑)」男性「中学時代はもっと気さくだったのに、スター気取りですか?」女性「もう、いい加減にしてくださいよ(笑)」
なごみトークが盛り上がらないときの対処法
なごみトークでいまいち盛り上がらないときも当然でてきます。
だからといって、まったく反応が悪いときにどすればいいでしょうか?
次のようなセリフから仕切り直しを目指しましょう。
・これ笑うところだよ。
・もしかして、今の俺スベってる?
・もしかして、面倒くさいヤツに絡まれたな~って思っている?あっち行って欲しい?
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あなたが、女性にとってドンピシャのタイプなら理由付けなしについて来るでしょう。
しかし、そんな食いつきのいいことなんて滅多にありません。
ですから、連れ出しに誘うためには、理由付けを加えると成功率が上がります。
ただ、そんな大仰な理由である必要はありません。
例えば、
・「すごく暑いよね。熱中症になる前に何か飲もう!」
・「お腹すいたよね。安くて美味しい店知ってるから行こう!」
そんな単純な理由でいいです。ワンクッション挟むだけでだいぶ違ってきます。