まいど!ピシマ太郎です。

今回は、ナンパするときは、カレシがいても関係ないって話!

ナンパする前は、相手の女の子にカレシがいるかどうかって超重要事項だったけど、今となっては、相手にカレシがいようがいまいに本当に関係ない。カレシがいてもヤレる子もいれば、カレシがいなくてヤレない子もいる。

ナンパ師にとって、相手の女の子にカレシがいるかいないかなんて、

千葉県出身か、

埼玉県出身か、

と同じくらいの違いでしかない。どっちだろうが関係ない。

ちょっと寄り道 (^_-)-☆
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話は変わって、僕の近況の話。

最近、雨が多く気が滅入る。僕はナンパはする前から、家にじっとしているのが苦手だった。

例によって、先週から通勤時間の合間に出会い系サイトでアポ活をしていた。2人の女の子とアポを決めるが、いずれもドタキャンだった。

せっかく新宿まで出かけたのに・・・

このコロナ禍なので、ネットナンパだけにして、ストナンは控えていた。ここ1年近く路上で声かけをしていない。

もう路上で声をかけるという一連の動作の感覚を失っていた。一時は、狂ったように街で声かけをして、1日100人くらいはタゲに声をかけていた。

ナンパは数のゲーム

そう自分に言い聞かせていた。見た目も話術も平凡な男が、ナンパで成功するためには、圧倒的な数をこなすしかないと悟り、1日10時間路上で声をかけることもザラだった。

だけど、1年のブランクは大きい。路上で見知らぬ女性に声をかけるという行為が、限りなく非常識で野蛮だと行為だと、躊躇してしまう自分がいる。

俺って1年前は、ストリートナンパなんて馬鹿なことをやっていたんだ

しかし、良さげなタゲを発見。細身で童顔の女の子を発見。もちろん、相手の年齢は分からないけど、見れば童顔タイプか老け顔タイプかは分かる。

白のタンクトップに黒の短めのフリルスカートで、デニムジャケットを羽織った女の子だった。

吸い込まれるように声をかける。

ピシマ太郎「こんにちは。」

女の子「えっ・・・」

女の子はすごく驚いた表情を見せた。文字通りフリーズした状態だった。僕も久しぶりのナンパだったので、彼女の驚き様に戸惑った。

僕の瞳を覗き込むように黙ってじっと見つめてきた。

太郎「ごめん。驚かせちゃって。」

女の子「えっ、はい。」

しばらくの沈黙のあと、彼女は状況を飲み込めたようで、

女の子「ごめんなさい。これから用事があるの・・・」

そう声を絞らせて言った。

太郎「そうなの?用事があるんだったら、事前に言ってくれれば良かったのに。日程調整したのに~。」

女の子はクスっと笑った。

女の子「知り合いじゃないですよね。」

太郎「えっ、そうだっけ?」

女の子「そうですよ。そうやって、いつも女の子に声をかけているんですか?(笑)」

太郎「いやいや違くて、本当に知り合いだと思ったんだけど。」

女の子「本当に?」

ピシマ「本当に。ごめん、知り合いじゃなかったら、驚かせちゃったよね。お詫びにその辺で御馳走するよ。」

女の子「どうしようかな。」

予想に反して女の子は、スマホで時間を確認する。そして、15分くらいならとOKだった。

太郎「名前は?」

女の子「綾香よ。糸へんのあやに、かおりって書くの。そっちは?」

太郎「太郎だよ。」

自分から漢字まで教えてくれるなんて親切な女の子だ。

そしれにても、ナンパをガンガンやっていた頃は、50人くらい声をかけても、無視が続くことが多かったのに、本当に久しぶりのストナンで1人目で連れ出し成功。これが、いわゆる“ビギナーズラック”というやつかもしれない。

それに声かけをする時はちょっとドキドキしたけど、いったん声かけをすれば、すんなりとトークで続く。車の運転に例えるなら、1年ほど車を運転していないと、エンジンをかける前はドキドキするけど、いったん走り出すと、身体が運転を覚えていたりするのに類似している。

マックに入る。

彼女の名前は綾香ちゃんで、都内の四大に通うJDだ。

綾香は僕と対面して座ると、態度がぎこちなくなった。緊張しているのだろう。

他愛もない話をして彼女の緊張をほぐそうとする。彼女はストーローの紙をいじって緊張を紛らわせている。その仕草が可愛いかった。

太郎「そういえば、用事ってなんだったの?」

綾香「えっと、友達と遊ぶ約束をしているの。」

太郎「もしかして、カレシ?」

綾香「う~ん。」

冗談で聞いたつもりだったが、まさかのカレシとデートの約束をしていたようだ。もちろん、カレシがいてもナンパについて来る女性は少なくない。だけど、ふつうの女の子が、カレシがいてついて来る場合は、何か事情があるので、それを探ることにした。

太郎「カレシとうまくいっていないの?」

予想通り、「う~ん。」という濁す返事が返ってきた。答えにくい質問だろう。

太郎「カレシと最近、喧嘩したの?」

綾香「していないよ。別にうまくいってないわけじゃないよ。」

そういう綾香の返事の歯切れは悪かった。

太郎「ふ~ん。でも、俺のデータベースでは、綾香ちゃんはカレシとうまくいってるのに別の男性についてくるタイプじゃないんだよね。」

綾香「データベースって、どんだけ女の子をナンパしているの?(笑)」

太郎「100から先は数えてない。」

綾香「ふ~ん。マンガに出てきそうなセリフね。お前今まで何人殺したんだ?100から先は数えてないって。(笑)」

太郎「殺し屋の漫画だね。よくまんが読むの?」

綾香「うん。」

マンガが好きそうなので、マンガの話を展開しようと思ったが、絶対に読んでいるマンガが違うと思ったのでやめた。

太郎「データベースの話に戻そう。綾香はどうしてついてきてくれたの?もしかして、俺のことタイプなの?」

変顔をして、おどけながら言った。

綾香「半分YESで、半分NOよ。」

冗談で聞いたつもりが、思わぬ返事だった。もしかして、本当に俺のことがタイプなのか。

綾香「実はね・・・ 太郎君、私の元カレに似ているの。声が。」

太郎「声が?」

綾香「うん、そう。その低音の響きと、そのゆったりとした間がそっくりなの。だから、声をかけられたときびっくりしちゃった。」

そう言う綾香の目に涙が溢れそうになった。僕も急なことでびっくりした。

なんでも、僕の声や話し方が、高校時代の元カレにそっくりならしい。初めて付き合った男性で、すごい好きだったのに急に別かれて欲しいと言われて、それっきりらしい。元カレとSEXはしたのか下衆なことが気になったが、さすがそれを聞くタイミングではない。

綾香「だからね、あたなに私の本当の名前を教えたの。知らない男性に本当は教えたくないでしょ。でも、その声で“綾香”って言って欲しかったの。」

太郎「本当にそのカレのこと好きだったんだね。」

綾香の瞳から大粒の涙が3つ4つ、ゆっくり流れ出した。そして、ゆっくり頷いた。

太郎「じゃあ、今のカレシのことは・・・」

感傷に浸っていた綾香の表情が急に引き締まった。

綾香「今のカレも大切よ。優しいし。」

太郎「でも、物足りない。」

綾香「・・・」

太郎「でも、いいじゃない。若いんだし。そんなこともあるよ。」

綾香「でも、私って最低よね。こんな宙ぶらりんな状態でお付き合いしてて。不誠実よね。」

太郎「そんなことないよ。人間の感情なんて、そう簡単に線引きできるものじゃないよ。もしかしたら、今の彼を元カレ以上に好きになるかもしれないし・・・」

綾香「ううん。そんなことはない気がする。」

僕の言葉を遮って彼女は迷いなく断言した。

太郎「元カレを忘れられないんだね。」

綾香は黙って頷いた。

太郎「じゃあさ、これからカラオケで歌ってスッキリしよう。」

綾香「えっ、話が飛んでない?(笑)」

太郎「そう?だって今浮かない顔しているよ。だったら、また元の綾香の笑顔が見たいからカラオケで発散しようよ。」

綾香「ナンパする人って口がうまいのね。元カレにそんなこと言われたら、グッときちゃうと思う。」

太郎「口下手なタイプだったの?」

綾香「うん。」

綾香はスマホを出す。独特の緑色のLINE画面が、目に入った。

太郎「カレシに連絡?」

綾香「うん。今日はキャンセルする。」

太郎「おっ、偉いじゃん。サンキュー。」

喜びながら、これが反対に俺の女だったらと想像すると、少し心が痛んだ。ほんの少しだけど。

カラオケでは、綾香はアニソンを数曲歌った。

綾香「楽しいね。」

俺が相手だと罪悪感がないから、純粋に楽しめるのだろう。

太郎「カラオケで正解だろ。」

綾香「うん。」

太郎「もう面倒だから、俺と付き合っちゃえば!」

綾香「ふふふ。」

太郎「何が、ふふふ?嬉しいの?」

綾香「だって、絶対にそんなこと言ってくると思った。」

太郎「なんでそう思った?」

綾香「ナンパする人だもん。でも、ダメよ。もうこれ以上、不誠実な女になれないわ。」

太郎「でも、根本的な原因を解決しないと、不誠実子ちゃんのままだぜ?」

綾香「根本的な原因?」

太郎「今の綾香の中の序列は、“今カレ<太郎<元カレ”の順なんだよね。」

綾香「いや、太郎くんと今カレの順位が逆。」

太郎「そんなことはない。だって、今カレより、俺の方に心を開いている。」

綾香「じゃないよ。知らない人だから気楽なだけよ。」

太郎「まあいいや。この際、俺と今カレの順位はどっちでもいい。でも、元カレがいちばんには変わりない。ここを断ち切るしかない。」

綾香「どうやって断ち切るのよ?」

ジュースのストローに口をつけて、僕の返事を待った。

太郎「俺を元カレ以上に好きになる努力をするしかない。」

綾香「無理よ。」

太郎「絶対に?」

綾香「絶対に!もちろん、太郎君は悪い人ではないわ。出会い方が違ったら恋愛関係になる可能性がないと言わない。」

太郎「だろう。」

綾香「だけど、出会い方は最悪とまで言わないけど、好ましいわけじゃないわ。それに・・・」

太郎「理屈はいいんだよ。理屈は。これからの人生を自分の心を偽りながら、罪悪感を抱えながらずっと生きていくの?今日、俺に見せた笑顔以上を見せられる?今のカレに!この際さ、誠実不誠実は関係なく、自分の心に素直になろうよ。そこから始めるべきじゃない。ねえ。」

そう言って、綾香の肩に手をやって、正面から彼女の目を見据える。彼女は目をそらして、言葉を選んでいる。

綾香「どうせさ。あれでしょ。」

太郎「あれって?」

綾香「ヤリモクでしょ。」

太郎「うん。」

つぶらな瞳で力強く返事をした。

綾香「えっ!ちょっと違うって言いなさいよ。(笑)」

彼女は僕の胸をグーで叩きながら笑った。

太郎「だって、さっき自分で“自分の心に素直になれ”って言ったばかりなのに、嘘はいけないよ。ヤリモクって言葉は悪いけど、初対面でも心に火がつくほど、綾香が魅力的ってことだよ。こんなのこと初めてなんだ。でも、自分は今綾香を抱きたいって気持ちに素直になっているんだ。そうじゃないとキミに説教する資格ないし。」

綾香「なんか私、丸め込まれているでしょ。」

太郎「まん丸はこっちだろ。」

綾香の胸を軽く触れた。

綾香「ちょっと!丸違いでしょ。(笑)」

胸を触るのに抵抗しなかった。

綾香「でも、エッチはダメだよ。」

太郎「じゃあ、キスはいいということね。」

綾香は抵抗せず。目をつぶった。キスをした。

舌を深く絡めると、いったん逃げてキスを逃れたが、もう一度抱きしめキスをすると、今度は抵抗しなかった。

恋人同士のような激しいキスだった。

マラソンに例えると、エッチという42.195kmの39キロ地点の感じだ。

白のタンクトップを脱がせにかかるが、そこは頑なに抵抗された。

綾香「エッチはダメ。それに太郎は、元カレ以上の存在ではないの。」

時間をかけてグダを崩すしかない。

太郎「元カレが忘れられないのかもしれないけど、断ち切らないといけないよ。」

綾香「今、断ち切る努力をしている途中でしょ。」

太郎「でも、本当に断ち切っていいの?」

綾香「どういうこと?」

太郎「元カレに番号ってまだ残っているだろ。」

綾香「うん。一応ね。消せって言いたいの?」

太郎「いや、元カレに連絡をしてみたら?」

綾香「えっ、なぜ?」

太郎「そもそも高校生の恋愛なんておままごとみたいなもんなんだよ。すぐ付き合って、ちょっとした理由で別れたり。そもそも別れた明確な理由ってあるの?」

綾香「聞いていない。ただ、別れて欲しいって・・・」

太郎「そもそも、ちょっとした気まぐれなんだよ。高校生の付き合う、別れるって。今の年齢になって、お互いに成長して、今だったら通じる何かがあるかもしれない。当時の別れだって、ちょっとした行き違いかもしれないし。携帯で話してみな。」

綾香「イヤよ。怖い・・・」

これは僕の高等な戦術だ。思ったより抵抗の激しい綾香に精神的な揺さぶりをかける。電話を促して、もう元カレは現実の恋愛対象でないことを認識させる。万一、元カレに連絡しても、ふたりが元の状態に戻ることはないだろう。時間というのは、時に残酷に関係を隔てるが、時に心の痛みを癒すものである。現実を直視させるしかない。

太郎「怖いのは一瞬、引きずるのは一生だよ。元カレの亡霊のために先に進めない人生でいいの?」

綾香「分かった。電話する。」

太郎「うん。お利口だ。応援するよ。きっと元カレだって・・・」

綾香「もう何も言わないで。私はもう自分の心に素直になるの。」

しかし、電話する直前で発信ボタンが押せない。はやくエッチしたいから彼女の代わりに発信ボタンを押す。

綾香「あっ、ちょっと!勝手に。あっ、もしもしユウジ。私、覚えている?・・・・あっ、うんうん。気にしてないよ。・・・うん、ただどうしているかなと思って。・・・・そう。・・・・・えっそうなの?・・・・・だって、ユウジから別れてって・・・・そうだったの?そんな理由で?・・・えっ、私は何とも思ってもないよ。良かったじゃん。MARCHには行きたいっていってたよね。おめでとう。浪人したって立教ってすごいじゃん。」

なんか雲行きが怪しい

綾香「私は現役で日大だけど。・・・本当に気にしていないから。・・・・えっ、私もよ。好きよ。大好きよ。うん。分かった。・・・今、池袋にいるの?私、新宿なの。・・・・えっ、来てくれるの?1時間くらいで。じゃあ、また、着いたら電話をして。」

太郎「あの~。」

綾香「ありがとう。電話して良かった。高校時代にね、わたしの方が成績が良くて、イライラしてたんだって。すごいバカなことをしたと後悔してたって謝ってくれたの。」

太郎「俺、めっちゃキューピットじゃね。」

綾香「そうね。太郎は他の男と違うタイプで楽しかったは。本当にあなたの言葉の一つ一つが言葉に沁みたの。きっと神様があなたに出会うように仕向けてくれたのよ。」

太郎「じゃあ。」

綾香をダメ元で抱きしめる。

綾香「もう駄目よ。あなたはキューピットでしょ(笑)」

太郎「仕方ない。元カレとのことは応援しなくちゃね。でも、最後におっぱいダメ触らして!」

綾香「プッ」

綾香が笑った。もしかしたら、おっぱい揉めるかも。

綾香「そうやって、わざと最低なことを言って、後腐れなく私を送り出してくれるのね。あなたも素敵な男性だったわ。じゃあね。ありがとう。」

おっぱい

( ;∀;)